特別講師 薮崎シェフによる特別授業が行われました

2022/12/02

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  • 調理製菓科

12/1(木) 本日は調理製菓科2年生対象に、中華の特別授業を行いました。

講師は、エッセンス株式会社代表取締役、南青山Essence オーナーシェフの 薮崎 友宏 シェフです。
中国料理(広東料理・薬膳料理)のシェフ、ソムリエ、料理講師、ワイン講師、薬膳講師、農業従事者、
レストランプロデューサー、レストランアドバイザー、実業家でもあります。

今回は麻婆豆腐、油淋鶏、エビチリの三種の実習でした。

中華街で大変だった修行時代、地道な仕事も気を抜けない、ひとつひとつの仕事を真剣に向き合って
学んでいた、と若い頃の経験を学生に伝えてくださいました。

ニンニクやショウガは包丁などで潰し、細胞を最初に壊してから微塵切りにすることで風味を活かす。
中華の場合は「不揃いのおいしさ」という考えもある。微塵切りも大小の大きさが相まって風味や食感が出て美味しさを増す。
麻婆豆腐は煮込み料理。中国では豆腐は木綿豆腐を使う。
万能ネギを小口切りにする時は、包丁を前後に長くスライドさせて切ると、輪が潰れずに切ることができる。
豆板醤は熱を入れると香りと辛味が出る
麻婆豆腐は最後の焼き付けが大事
唐揚げは鍋に入れる時と出す時の温度調節が大切

このように、すべての動きひとつひとつに意味があることを、丁寧にお教えくださいました。

学生は先生の言葉をすべて吸収しようと、必死にメモを取り、実習に活かしていました。

藪崎先生、ありがとうございました!次年度もよろしくお願い致します。


講師紹介
薮崎 友宏
エッセンス株式会社代表取締役、南青山Essence オーナーシェフ
NPO法人全日本薬膳食医情報協会(ANY)理事長
薬膳中華の第一人者として国内外を問わず幅広く活動し、これまで数々のテレビ番組に出演している。
日本における薬膳中華の権威として、その名を広く知られている料理人のひとりである。

2019年 2月 栃木県足利市の親善大使「あしかが輝き大使」となる。
2020年 7月 栃木県親善大使「とちぎ未来大使」となる。